福島第一発電緊急事態 大気放出に係る事故解析 広域結果

2011年04月06日2011年04月07日2011年04月08日
23時00時 01時 02時 03時 04時 05時 06時 07時 08時 09時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 00時

地表付近 大気中濃度分布[Bq/m3]
2011-04-07 08時< 2011-04-07 09時 >----
地表付近 大気中濃度分布[Bq/m3] 2011-04-07 09時
2011-04-07 08時< 2011-04-07 09時 >----

計算条件

表.1 計算条件
項目内容出典
モデル気象モデル:RAMS, 粒子輸送モデル:HYPACTATMET
計算期間2011-03-12~2011-04-07
計算範囲福島第一原子力発電所を含む600km四方
水平方向格子Grid1:600×600[km] 10kmメッシュ
鉛直方向格子σ-z座標、海抜20kmまで、30格子
放出放射性物質ヨウ素131
放出率[Bq/s]原子力安全委員会が見積もった放出量をベースとして仮定*1
放出高さ通常:30m, 爆発時:30m~200m報道等
減衰プロセス放射性崩壊による物理減衰、乾性沈着並びに降水による湿性沈着
乾性沈着速度0.01m/s
洗浄係数パラメータα1.2×10-4
洗浄係数パラメータβ0.8
放出粒子数2000万程度
入力気象データMSM 等気圧面データ, アメダス降水量*2気象庁
地形データ50mメッシュ数値地図国土地理院

*1 現状では正確な放出量がわかっておりません。 正門における線量率に係数を掛けて放出量比を見積もりました。
*2 気象モデルの降水の再現性が悪かったため、計算領域内のアメダスデータから降水マップを作成して適用しています。

これらの結果は、現状手に入る限られた情報をもとに 計算条件に対して弊社が独自にいくつもの仮定を置いて シミュレーションしたものです。 今後、追加の情報が入手できたら結果の見直しも随時行っていきます。 これらの点をご考慮・ご了承していただきました上でご利用ください。

解析結果インデックス

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